「なんで勉強しないの!?」がダメな理由

子どもが勉強しない理由

子どもが勉強しないからといって、口うるさく「なんで勉強しないの!?」と言った経験はありませんか?

毎日遊んでばかりの我が子に、ついこう言ってしまう気持ちはわかります

本心では、「勉強してほしい」という気持ちが隠れているのでしょう

しかし!!

実はそれ、逆効果です!!

無意識に理由を考えてしまう

子どもは、なぜ勉強しないかを問われたとき、意識しないうちに

「なんで自分は勉強しないんだろう…」

と考えてしまっています

そして、勉強に取り組まない理由で頭の中がいっぱいになっています

そんなこと子どもが思っているわけないじゃないか!!とワナワナされる気持ちもわかります…

これはあくまで「意識の外」の話です

子どもが意識的に思っているのは、「うるさいなあ」「あとでやるし」だけです(きっと)

無意識は強い

人間の意識していない部分とは、実はとても強力です

深層心理の中で、「勉強しない理由」が浮かんでいる状態

つまり、勉強はしんどい、遊ぶほうがいい、時間の無駄、意味のないこと…なんて思いでいっぱいになっていると、絶対に勉強をしたいとは思わなくなります

催眠術

実は、催眠術も、この深層心理を突いた術です

術師は、相手の意識ではなく、その奥の心の部分に語りかけるのです

そうして、暗示さえた人は、心の表面の部分でどう対抗しようと、心の深い所には及ばないのです

人間の行動のほとんど

さらにいうと、人の行動はだいたいが無意識です

派を磨く時、ドアノブを回す時、コップに飲み物を注ぐとき、人はほとんど意識せずに動いています

このようになるのは、脳がエネルギーの消費を抑えるためです

実は、催眠術氏だけでなく、詐欺師もこういった部分を利用したりします

自殺しそうな人の例

例えば、飛び降り自殺しそうな人がいるとします

あなたなら、なんと言って止めるでしょうか?

「やめて! なんで死ぬの!」

もうお分かりかと思いますが、こう言われたら、この自殺しようとしている人は死んでしまいます

なぜなら、気づかないうちに、「死ぬ理由」が浮かんでくるからです

心は、立ち戻るどころか、どんどんネガティブになり飛び降りてしまいます

コレと同じように、「なんで勉強しないの?!」というと、子どもは勉強しなくなります

解決法

では、解決法です

要は、相手をその気にさせることが大事です

結論をぱっぱと言ってしまいましょう

「なんで今までは勉強できていたの?」

これでひとまず大丈夫です

口では、「しらねーよ」「なんとなく」とか言われるかもしれませんが

かまいません

要は、深層心理に語りかけられてるかどうかが大事なのですから

目に見える効果があるかどうかの保証はできませんが、少なくともマイナスにはならないでしょう

あと、これは子どもが今まで、特に勉強してこなかった場合でも大丈夫です