はじめに どうも、独学京大生・O-juku塾長の木谷です。
結論から言うと、音楽を聴きながらの勉強はNGです…。
でも、とある2つの場合なら音楽を聞くのは良い効果をもたらします!今回は勉強をしながら音楽を聞く最善のタイミングをご紹介します。
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色んなサイトに「勉強に集中できるならOK♪」とかふわっとしたことを書いていますが、信用してはいけません。
なぜかというと、この音楽を聞きながら勉強はマルチタスクの一種で、勉強に様々な弊害をもたらすのです…
ロンドン大学をはじめとして、色んな論文で言われていることなのですが、マルチタスクによって記憶力と理解力が低下します。(人間の脳のうちの前頭葉を取り合う形になってしまうからです)
また、注意力も低下していくので、頭が固くなり柔軟な思考をなくしていきます。
さらに、音楽を流しながら学習はマルチタスクと同じように生産性の低下に留まらず、外部からの影響を受けやすくなることでメンタルにも悪影響を与えるのです。
これは受験勉強に留まらず、将来仕事をするようになった時も特に注意なのです。
とにかく、勉強中の音楽はNGと考えておいてください!
では、むしろ学習に良い効果をもたらす音楽を聴くタイミングをお伝えします。
音楽はメンタルのリフレッシュに非常に良いです。
勉強がきついとおもったら、ぜひ音楽を聴きましょう!
一番良いのは勉強をはじめる10分前です。
さらに良いのは、音楽を聴いた10分後に勉強をするという習慣を身につけることです。
これは、if-thenルールといって、「〇〇をしたら△△をする」という習慣付けを行うことで、勉強をより「ラク」に行うことが出来るのです。(if-thenルールは勉強の習慣付けにとても有効な方法です)
このように音楽をリフレッシュ効果のためだけでなく、勉強習慣を身につけるために使うことが出来るのです!
最所にお伝えしたとおり、ながら学習は絶対にやってはいけません。
ただ唯一マルチタスクをしてもよいのが「単純作業」をしているときです。
勉強の場合、どうでもいい学校の穴埋め宿題などなど…単純作業に当たります。
こういう単純作業なら音楽を聴きながら勉強しても、大丈夫です。
ただ、あまり音楽を聴きながら勉強する習慣を付けるのはよくないので、集中力がなくなってきたなと感じた時のみにしてください。
特に家でずっと勉強して気が滅入るような時は、「タスクを簡単にする」ことによって集中力を取り戻す方法があります。どうしても集中できなくなってしまったという時に、あまり学習しても意味がない宿題をする時に音楽を用いて下さい。
「勉強習慣を維持するため」に音楽を用いるという形ですね。
以上のことをまとめると…やはり音楽を聴きながら勉強するのは最終手段で、ぜひ音楽を聴いて10分後に机に向かうという習慣を付けるのが良いでしょう。
このように10分前音楽の習慣を付けることで、勉強のストレスもすこぶる軽減されるでしょう。
ぜひお試しあれ!