英語のリスニングはどう伸ばす?6つの勉強法を京大生が徹底解説します

どうも、独学京大生の木谷です。

英語のリスニングって、難しいですよね…。

一方、受験後も使えるため、習得したいスキル第1位ではないでしょうか?

しかし、リスニングの勉強法と検索しても当たり障りのない記事ばかり…。

今回はそんなリスニングについて自身の経験も交えて勉強法を徹底解説します!

リスニングを伸ばすのは難しい! 中には効果のない勉強法もあるから注意

以下、よく言われているリスニングの勉強法とちょっと特殊のまで、効果ある順にまとめました。

  1. 単語を発音と一緒に暗記
  2. スピーキング
  3. リスニングの問題集
  4. ディクテーションやシャドーイング
  5. 海外のアニメやドラマを見る
  6. 英語の長文聞き流し

下に行けば行くほど効果が薄いものです。(正確には、一般的な受験生にとって効果があるかという基準です)

① 単語を発音と一緒に暗記 〜 効果◎

基礎こそすべて!!です。

私はリスニング上達のため、一般的によく言われているシャドーイングを大量にこなしてきました。

また、英単語自体は単語帳をすべて暗記しておりました。

しかし一向にリスニングが聞き取れない…。(こういった方は多いのではないでしょうか)

こういったリスニングの勉強しているのに伸びない…というのは、単語を覚える際に正確でない発音で記憶してしまっているのが原因です。

単語の発音ってそこまで重視されないため、結構ないがしろにしている方は多いのではないでしょうか?

私もそうでした…。

発音を完全に間違って覚えているというより、微妙に違う発音で記憶しちゃっているんですよね…。

そういう方がシャドーイングなどをどれだけやっても、伸び悩んでしまうのです。

今一度、正しい発音と一緒に単語帳を見直しましょう!

② スピーキング 〜 効果◎

このスピーキング練習は、単語の発音の応用です。

単語を文章の流れの中で発音できるようにしましょう。

ただし、単語の発音を誤ったままスピーキングをはじめてしまうと、これまた修正がきかなくなります。単語の発音がしっかりできているのが大前提です。

ビジネス英語などの短文集でもなんでもいいので、1文1文、丁寧に正しく発音できるようにするのがコツです。

絶対にやってほしいのが、自分の発音の録音です!

ネイティブ感が出るまでしっかりと練習して下さい。(まずは多くをこなす必要はないです)

Hello Talkなどのアプリを使って、自分の発音を投稿してフィードバックをもらうのも良いと思います。

ここまで解説してきて…。

リスニングの勉強じゃないやん…って思われた方も多いと思います。笑

そうなんです! 自分が正しく発音できないものを聴き取れないのです!!

③ リスニングの問題集 〜 効果○

このリスニングの問題を解くのはある意味、短期的に試験の点数を向上させるには最も効果的かも知れません。

あくまで我々が解くのは”リスニングの問題”ですから、「慣れ」はテストの点数に直結します。

本当は上記の発音練習が大前提ですが、受験生の限られた時間ということを考えると、こういった短期的な対策も全然アリです。

特に、受験する学校の過去の問題は何度も解くことをおすすめします。

テストの傾向を掴むだけでも、他の受験生との差に繋がります!

④ ディクテーションやシャドーイング 〜 効果△

一般的にリスニングの勉強と言ったらこのディクテーションやシャドーイング…なぜこんなランクが低いのか、と怒られてしまいそうですが…。

もちろん、これらの方法に効果がないと言っているわけではありません。

しかし!

単語の発音を正しく覚えられていない状態で、これらを行ってもほとんど効果がないです。

おそらく、他の京大生と比べてもこういったシャドーイング等をこなしまくっていた私だからこそ強く言えます。

基礎がすべてなのです!!

⑤ 海外のアニメやドラマを見る 〜 効果×

私は独自の仮説を建てるのが昔から好きでして、「英語圏の子どもが人の話やテレビを見て英語を聴き取れるようになっているのだから、我々も同じことをすればリスニングは向上するはずだ」ともっともらしいことを真剣に思っていました。

しかし…。前提を間違えていました。

子どもは英語を聴き取っているだけではないのです…。自分でなんとか話そうとするのです。

つまり、何が言いたいかと言うと、英語のアニメやドラマを見るだけでなく、結局のところ発音とスピーキングを練習する必要があるということです。

私は、英語版のドラえもんや海外のドラマを見まくっていましたが、効果はほとんどありませんでした。

ただ、一点付け加えておくと、すべての人に効果がないというわけではないです。あくまで一般的な受験生での話です。

結局、この”海外のアニメやドラマを見る”というのは上級者向けのリスニング法なのです。

発音やスピーキングがある程度習得したあとならば、間違いなくおすすめできる勉強法です。

⑥ 英語の長文聞き流し 〜 効果×

聞き流しも、⑤の”海外のアニメやドラマを見る”と似たような理由です。

何十回同じ文章を繰り返し聞いたとしても、ぜんぜん聴き取れないと悩んだことはないでしょうか?

そうです…しつこいようですが、発音がなってないと聴き取ることは絶対できないのです…。

絶対にやってはいけないリスニングの勉強法

次に、したら時間の無駄にさえなるリスニングの学習方法について解説します。

上の6つの中で効果×と書いたものもありますが、これはあくまでも”一般的な受験生にとって”です。(上級者がこなせば効果があるということです)

しかし、次の3つの方法はリスニング上達にほとんど寄与しません。

  1. 文法から勉強する
  2. 発音抜きでとりあえず単語を覚える
  3. 正しく発音できない状態でリスニングする

絶対にしないで下さい!

① 文法から勉強する

ネットの記事で、まずは文法が基礎だからとリスニング勉強法で紹介しているものがありますが、絶対にやめてください

リスニングは最低限の文法さえ頭にいれていれば、絶対に聴き取ることができます。

例えば、リスニングの問題を文章で見たらちゃんと読めると思います。(普段やっている長文よりも簡単なはずです)

構文読解が必要なほど難解な文章をリスニングさせることはまずないので、リスニングはできなくても目で見て読めるならば文法の勉強は必要ないです。

② 発音抜きでとりあえず単語を覚える

しつこいようですが、単語の発音はリスニングの土台です。

CDなし(もしくは発音記号なし)で単語を覚えると、誤った発音で定着してしまいます。

ただ、発音と一緒に英単語を覚えると時間もかかります。

限られた受験の勉強時間の中でリスニングを捨てるという選択肢もアリです。(下で解説します)

③ 正しく発音できない状態でリスニングする

これもしつこくてすいません…笑

発音が出来ない状態でリスニングをしても聴き取れるようにはなりません!!

まずは単語の発音から、次にスピーキング8割・リスニング2割で勉強を進めていきましょう。

ちょっと待った! そもそもリスニングを捨てる選択肢もアリ?

志望校のリスニングの配点はどれくらいでしょうか?

私が京都大学に受験した時は、確か全体800点のうちリスニングが10点でした。(センター試験のみ)

これだとリスニングできる人とできない人の差は、多く見積もっても3、4点程度(800点中)ではないでしょうか?

私は完全にミスってリスニングの勉強をしまくっていましたが、受験戦略を考えると配点の少ないものは捨てるのが当然効率が良いです。

リスニングの向上はとても時間と根気が要ります。

もし志望校のリスニング配点が少なかったり、内容が簡単で皆そこそこの点数が取れるため差がつかない、ということであれば捨てるのは全然アリ、というかそうしたほうがいいでしょう。

特に大学受験はすべての教科をバカ真面目に勉強すると痛い目を見ます。

結構、戦略が大事だったりするんですよね…。

学校だとそれぞれ先生がいるわけですから、教科を捨てるという選択肢を与えてくれないことが多いですが、受験において(特に現役生)差がつきにくい教科をいかに捨てるかが大事だったりします!

まとめ 〜 基礎と戦略を大事にするべし

いかがだったでしょうか?

まずはリスニングの勉強をする前に、志望校の配点をチェックです。

配点が低ければ、③で紹介したリスニングの問題集や過去問を取り組むだけにしましょう。

リスニングを伸ばす!という方は、一度勉強法のレベルをワンランク下げてみると劇的に聴き取りが向上するはずです。

リスニングほど基礎ができていない方が多い科目はないかも知れません。

ぜひ周りと差を付けて下さい!