どうも、独学京大生の木谷です。
先生に質問をたくさんする方と、全然しない方結構分かれると思います。
せっかく先生に質問できる環境があるならどんどん活用すべきですが、なんでもかんでも聞きまくるのは逆効果です。
今回は質問すべき問題や時期について解説します。
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質問すると、すぐ答えが分かるので楽と言えば楽なのですが…。
成績効率を上げるなら質問する前に、考える時間をとったほうがいいものもあります。
ずばり質問すると良いのは、知識を使う問題です。
例えば、社会(地理や歴史)であったり、英語や古文・漢文などもそれにあたります。
先生に教えてもらうことでより理解が深まったり、またそれに付随する知識も提供してくれるかもしれないので、自分の知見を深く広くすることが出来ます。
こういう知識の問題は質問しないという方は多いのではないでしょうか?
たしかに、自分で調べることで参考書をより脳にインプットできますし、自身で考えるメリットもあります。
しかし、やはり受験のプロである先生に聞くことで思ってもいなかった情報と繋がったりと利点も多いのです。
質問が多いのはやはり、数学や理科(物理・化学)などの思考を要する問題でしょう。
しかし、分からない問題にでくわした時こそ、じっくり考えて頭を悩ます時間を取るのはとても大事です。
例えば、数学なら最低10分、できれば20分くらい考えてみましょう。
考える習慣が付いていない人だとかなり苦痛に感じられるかもしれません。
でも、この一見何も進んでないかのように思える20分が大事なのです。
特に数学の勉強はいかに考えるかが成績を伸ばすコツです。
しっかり考えたことによって解法が脳にしっかり定着します。
じゃあ、1時間以上考えていればいいのか…と言われると…そいうわけでもありません。
何事もバランスが大事です。
適度にしっかり考え、解法をよく理解し、その解法を定着させる、これを効率よく行うのがポイントです。
時期とはどういうことか?解説していきます。
受験前はいかに詰め込むかが勝負です。
これが数学などの考える問題であってもそうです。
結局、考える理系科目の問題にもパターンがあり、そのパターンをいかに暗記するかが鍵となってきます。
受験前は限られた時間しかないので、分からない問題でうんうん悩むよりも、ぱぱっと聞いてその解法をしっかり暗記するのが大事なのです。
ここで注意してほしいのが、ただ解法を聞いて理解して終わりではまったく意味がないということです。
解法を理解したら、再度同じ問題で何度かシュミレーションをして、またその後も定期的に思い出して、強制的に脳に定着させるのです。
ここまでしっかり暗記させなければなかなか定着しません。
受験1年以内なら荒治療のような無理やり解法暗記をするのが良いですが、定着力を考えるとやはりしっかり考えるほうが良いです。
特に、時間がたっぷりあり、解く問題パターンも限られている1年生とかであれば自分で思考する癖を身に着けましょう。
(成績があまり良くないのならば、受験1年以内の解法暗記しまくる法もアリです。)
いかがだったでしょうか?
自分がいまどういう時期にあって、どんな問題を解いているのかを一旦考えてみてください。
結構、逆なことをしてしまっていた…という方も多いと思います。
ぜひこれを機会に試してみて下さい!