どうも、独学京大生の木谷です。
子どもが突然「塾には行かない!」「独学で勉強する」と…親御さんとしてはなかなか不安ではないでしょうか?
ちゃんと勉強しなかったらどうしよう。受験について塾で教わったほうがいいんじゃ。子どもの意思は尊重したいけど…。
そんなお悩みに、実際に独学で京都大学に合格した私が経験談を含めてお話します。
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結論から申し上げますと、独学でどんな学校にも合格することは可能です。実際に独学で、東大・京大に通った人は意外といます。
いやいやそれは天才肌だから…とありがたいことを仰る方もいますが、かくいう私は高校3年生までほとんどE判定でした。(成績は、いわゆる自称進学校の中で上の下くらいのポジション)
そんな凡人の私が京都大学に合格できたのは、めちゃくちゃ勉強したからです。笑
勉強は、「勉強量×勉強効率」たったこれだけなのです。逆にこの式以外に要素はありません。
ただ、勉強の量をこなし、効率をあげたら成績は伸びるのです。
つまり、独学に向いている人とは、
の2つの条件を満たしていれば良いのです。
勉強量と勉強効率に分けてご説明します。
勉強量は、すなわち勉強時間です。
受験において最も大事なのは、間違いなく勉強時間です。
そして、独学では塾に行っている時間がないぶん、勉強量が確保しやすいのです。
とにかく勉強時間がとれるというのは、自主学習の最大の強みと言えるでしょう。
独学に向いている人は、塾で皆が授業を受けている間、ひたすら問題を解き、勉強時間をかせぐことができます。
しかし、一方独学に向いていない(塾の自習室でみんなと勉強しないとできない)と、逆に塾に通っている子より勉強量を減らしてしまうことになります。
簡単にいうと、1分間に情報をどれだけ取り込めるかです。
この勉強効率はとても大事な要素ですが、勉強量と違い今日から上げることはできません。
しかし、条件は皆同じです。
塾に通っているから勉強効率が変わるとか、独学だから勉強効率が悪いということはありません。
また、最初はそれほど差がない能力です。(少なくとも3倍、4倍ほど違いはありません)
日々の中で、自分の学力の伸びと勉強をひたすら試行錯誤して、極限まで効率を高めた結果どんどん差がついていくというものなのです。
だからこそ、自分の成績と勉強方法を客観的に見て、どんどんブラッシュアップしていける人こそ独学に向いていると言えます。
それでも塾に行かないとなんとなく不安…という気持ちはとてもわかります。
塾に行かないデメリットとして懸念されるのが以下の3つではないでしょうか。
たとえ独学に向いているとしても、上記のデメリットが…と思われる方もいるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?
実は、私は先生に質問したことがありません。
向き不向きがあると思いますが、私は自分で分からない問題を解決するのが大好きだったからです。
これをいうと、またまた…と思われるかもしれませんが、勉強で考えて分からない問題なんてほとんどないのです。(なぜなら問題とはいままで習ってきたことを組み合わせたり応用させているだけなのですから)
じゃあ考えてもどうしても分からない問題はどうしたら良いの?という問いに対してですが、
これで絶対解決できます。
また、英作文の添削はHello Talkというアプリを使ってネイティブに採点してもらってました。
つまり…先生に質問できなくても良いのです。(ちなみにどういった問題や科目を先生に質問したら良いかの記事は「分からない問題の質問を先生にするの待った!考える時間が成績を伸ばすコツ」をご覧ください。)
受験特化の授業なんて必要ありません。
いまの時代、参考書がとても充実しており、本当に授業なんて必要なの…?と思ってしまうほどです。
予備校の授業といっても、別に大したことはしていません。
問題を予習し、先生がその問題を解説する…これだけなのです。
また、なんとなく授業をとってしまうと、まんべんなく勉強させられることも弊害です。(受験はとにかく配点が高く差が付く教科のみに絞って戦略的に勉強することが大事なのに)
と、ここまでいうと尖りすぎているのですが笑
世の中の流れ的に塾に行って当然という感じなので、一旦否定の意見も軽く見て頂けるとフラットに色んな方法を模索できるのではないかと思います。
受験対策は、ネットの記事を見ましょう。
便利な時代になったので、ネットに情報はたくさんあります。
また、体験談もたくさんあるので参考にしてみると良いと思います。
“先生しか知らない秘策”なんてものはありません。
これで受験対策の9割はOKです。
ちょっと偏りすぎ!とつっこまれそうなのは重々承知しています。笑
ネットの記事でも、やはり塾はいっておこうという雰囲気なので、この記事では全面否定するくらいがちょうどいいと考えたからです。
もちろん塾に通って合格することも出来ますし、塾のほうが向いている方はたくさんいます。
けれど、もしお子さんに塾にいきたくないという意思があるのなら、一度どちらもやってみるのが間違いないです。
お子さんが独学道に向いていればそれに越したことはありません!