どうも、独学京大生の木谷です。
今日は独学に関する私の話をしようと思います。
よく京都大学に塾にも学校にも行かず合格した経緯についてお問い合わせを頂くので、改めてここに書いてみようと思います。
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まずは時系列で体験談を書き記していきます!
独学で京大に合格したというと、天才肌と思われるかもしれませんが…ご期待に沿えず…高校2年生まで模試の判定は最低ランクでした。
ちなみに、通っていた学校は自称進学校みたいなポジションです。(高校受験は公立の豊中高校志望でしたが落ちて、こちらの私立高校に)
その中での私の成績は、上の下あたりでした。
まあ、現役はE判定は当たり前なんて言ったりしますが、もうちょい勉強しろよと、いまでは思います。笑
あまり成績は上下せず、ずっとこの上の下くらいの成績をキープしていました。
ただ、高校2年生からちょっとずつ学校に行かなくなりましたね。(体育とか全部サボって公園で勉強していました)
高校3年生から学校にほとんど行かなくなりました。
やっとここらへんで独学いいな…と思うようになり、一人で家でもくもく勉強しました。
皆も勉強しているので夏は、正直まだ京大E判定のままでした。
ただ夏が開けたころから、1日1000分という異常な勉強量をここなすようになりました。笑(もっと早くやれよ、という感じですが)
1日1000分というのは、本当に1000分ぴったりです。タイマーを使って、勉強をしていない時は止める、勉強を始めたら開始する、というくらいきっちり測っていました。
朝3時に起きて勉強をスタートし、朝6時ごろに15分だけ仮眠、あとは夜までぶっ続けで勉強という感じです。夜の8時頃に勉強が終わり、お風呂とか入って、30分くらいYouTube見て遊んで夜の10時頃寝るというルーティーンです。
常識的に考えたらやばい勉強時間ですが、独学をしていると周りの常識が分からなくなるので一人独走できるという利点もありますね。
そして、そんな怒涛の追い上げ勉強をした結果、冬の模試の結果がついにB判定に!!
めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています笑
このまま成功談となれば良かったのですが、残念ながら京都大学は衝撃の不合格…。ちなみに、滑り止めは受けておりません。
やはり、ちょっと勉強本気になるのが遅かったな、と思います。
さて、浪人時代は、予備校は一切行かず模試のみ受けていました。
春の京大模試からA判定で、ちょっとびっくりしました。(1年多く勉強時間があるので結構よくあることだと思いますが)
浪人時代ももちろん独学を貫いていました。
悩みはとにかく…暇でしたね笑
1年を通しての勉強時間を平均したら1日あたり3時間くらいだと思います。
あまりに暇すぎでプログラミングの勉強をしていました。(こちらも独学で)
現役時代に京大に落ちてしまったとはいえ、怒涛の追い上げで成績がある程度追いついていた、ということなんだと思います。
1日6時間勉強くらいはキープして現役生に追いつかれないようにとは考えていたのですが、あまり勉強しない日も多く、結果的に全体としてはそれほど勉強できていなかったと思います。
しかしそれでも冬まで判定はAで、そのまま京都大学に合格することが出来ました。
浪人時代に勉強効率を上げられたのが、一つのポイントだったかもしれません。
無駄なものをどんどん排除していくことで勉強量が多くなくとも、最短ルートで成績を伸ばせるようになった結果だと思います。(次でお話します)
ずっと勉強していくうちに、いくつか成績を上げるためにこうしたら良いというのが固まってきたのでリスト化します。
この2つが超重要です。
受験では勉強量がすべてです!勉強の効率をすぐに人の2,3倍にすることは難しいですが、勉強量は簡単に増やせます。
受験はライバルとの勝負だということを忘れないで下さい。
志望校の受験生よりも多く勉強量をこなしたら、基本的に受験は合格できるのです。
京大志望生は、1日400分、500分と結構勉強していますが、それでも1000分はそうそういないです笑
1000分といっても16時間40分なので、睡眠時間は6時間としっかりとることができます。
そんな集中力がもたないと言われそうですが、それも慣れやコツでどうにでもなります。
とまあ、無茶なことを言っているのは承知ですが、人間常識を捨てると意外と限界突破できるというのは頭の片隅においてもらえるといいんじゃないかなと思います!
(ちなみに今同じルーティーンをしろと言われたらキツイ…)
現役の頃の失敗として、単純に勉強をはじめるのが遅かったというのがありますが、もう一点お伝えせねばなりません。
私の現役時代最大のミスが、勉強の無駄を排除しできていなかったことです。
どういうことか?
現役の頃、私は国語(現代文)やセンター試験のリスニング、地理の勉強を丁寧にやっていました。また、数学の問題を解く時も提出するかのように丁寧に回答を書いていました。
当たり前じゃん!と思われる方もいると思いますが、これらの勉強時間ほぼすべて無駄だったと思っています。笑
まあ、正確には無駄ということはないけどほとんど京大合格に寄与していないし、他のことに時間を費やしたほうがいいという感じです。
まず、現代文で差を付けたくて人よりも勉強しまくりましたが、まったくと言っていいほど伸びませんでした。なので浪人時代は国語の勉強は一切していません。そしたら京大の本試験で謎の高得点が出るという、本当に謎の教科ですのでやらなくていいと思います。(伸びる人もいるでしょうが、有限な時間をそこに費やすほどの教科ではないです)
リスニングもやたら頑張ってちょっとは伸びましたが、よくよく考えると京大はセンター試験のリスニングの配点はほぼ1%なので周りと差がつかないことからやる意味なかったですね。
地理に関しては、謎のこだわりで100点を目指していましたが、そこまでしなくても良かったです。結果はたしか90点とかでした。
また、数学の問題を解くのに丁寧に回答を書くのはとにかく無駄だったと思っています。解るまで1時間くらい考えていました。(数学好きなら解るはず) しかし、浪人時代はそれをやめて20分経って分からなければ答えを見て、むしろその解き方を暗記することに時間を費やしました。
という感じで、他にもいっぱいありますが、無駄を排除することが受験最大の近道だったりします。
こういうのって客観的に見たら、たしかにそんなのやらなくていいじゃんと言われそうですが、いざ捨てるとなると不安になっちゃうんですよね…。
勇気を持っていらないものを捨てられたものが受験に合格できるかもしれません。
色々話しましたが、独学はすごい楽しかったです。
毎日が日曜日なのです。笑
悩みは本当に毎日が単調で暇なことくらいです。
私は浪人時代の暇な時間にプログラミングをして、いまでは自身の仕事にめっちゃ活きています。
独学ライフ、いかがですか?