どうも、独学京大生の木谷です。
今回は独学のメリットを徹底解説します。
宅浪のデメリットについては「独学京大生が宅浪のしんどいところ、デメリットだけをまとめてみた!」こちらの記事をご覧ください!
※ちなみに、まだまだマイナーな独学ですから結局塾や予備校を推す記事が多い中、皆さんの固定概念を変えるべくこの記事を書いていますので、結構独断と偏見が強くなっております。笑(予備校・塾推しの記事も併せて見てバランスを取ってくださいますようお願いします)
Contents
私が思うメリットはこちらです。
それぞれ解説していきます。
独学はとにかく勉強時間を人より何倍も多く取ることが出来ます。
例えば、私は一日1000分勉強(16時間40分)をしていましたが、これは独学だからこそできたことです。
ちなみに、私は授業を受けている時間を勉強時間とカウントしていません。
理由は後ほど詳しく解説しますが、単純な話、授業を受けているだけで成績は伸びないからです。(そりゃ予習と反復も併せて授業だからと批判されそうですが、じゃあ予習と反復だけじゃだめ…?と思ってしまいます)
勉強時間こそ他のライバルと差をつける最大の武器です。
受験とは自分との戦い以前に、他の志願者との勝負です。つまり、いかに志願者より勉強し、テストで良い成績を残すか、だけなのです。
志望校によりますが、やろうと思えば年間合格者の平均勉強時間の2〜10倍くらいの勉強量はこなせます。(例えば京大だと皆がかなり勉強しているので1000分勉強しても1.6倍くらいですが、大学と学年によっては1000分勉強すると3、4倍くらいにはなるはずです)
Benesse 進研ゼミ高校講座
例えばこちら、大学カテゴリーごとの平均勉強時間です。
こういったデータはネットにあったりするので、自身の志望校の勉強時間を調べて、その何倍かは勉強するようにして下さい。
合格者の平均勉強時間の2倍勉強するだけでもグンと成績は伸びます。
それができるのが独学なのです!!
勉強量と同じく大事なのが効率です。
勉強効率も高めていけるのが独学の良いところです。
学校の授業や塾・予備校の授業(志望学部の全試験科目の授業を取った場合)は、全教科まんべんなくやることから効率が非常に悪いです。
このサイトでは何度も言っていますが、受験はいかにいらない科目を捨てるか、なのです。
科目によって受験合格に対して寄与しないものもあれば、大きく影響する科目もあるので、取捨選択がとても重要なのです。
そういった思い切ったことができるのが独学です!
例えば京大工学部の受験では、国語の現代文、センター(特にリスニング)を捨てて、数学と理科にほとんど勉強時間を費やしました。(差がつくのはそこだからです)
また、勉強法の効率化もしやすいです。
勉強法には合うもの合わないものがあるため、自分で様々な方法を試行錯誤して最適なものを見つけられるのが、独学の醍醐味です。
日々どういう勉強をすると楽しいか、続けやすいか、効率がいいかを考えていましたし、またネット検索も多用していました。
もちろん塾や予備校に通っててもできますが、特殊で思い切った勉強をしやすいのが独学ということです。
現役は厳しいですが、宅浪の場合独学をするとかなり時間に余裕が出来ます。(宅浪のデメリットでも上げましたが、暇なほどです)
そのため、そういった空き時間を別の勉強に費やすことができるのが独学の強みです。
私の場合プログラミングの勉強をはじめました。
受験勉強が終わったらすぐにPCを触るというルーティーンで浪人時代を過ごしていましたが、結果として大学1年生にいきなりなるよりも有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。
長々と書くと大バッシングをくらいそうなので控えめに…。(冒頭でもお伝えしましたが、世間一般では独学<<<塾・予備校という記事ばかりなので、この記事では大胆に批判してみます笑)
ちなみに、高校は自称進学校に通っており、学校に予備校の先生が来てくださっていたため授業自体は受けたことはあります。(あと、浪人時代の夏に4回くらい授業は受けました)
以下、塾や予備校、進学校の授業についてデメリットを…。
例えば授業だけずっと受けるだけで成績は伸びないのは当たり前でしょう。
つまり、頭をそんな使ってないんですよね…。
解説を聞きながら覚えるのが大事と言いますが、その「覚える」に100%力を費やしたほうが良いはずです。
また、予習と反復が授業に重要とも言いますが、逆に反復と予習だけで成績は伸びるんですよね…。
授業は丁寧に解説してくれるから分かりやすいという意見に対しては…解説時間が長すぎるのです!
例えば、数学の問題で「あーそこ分かってる問題なんよなぁ」と思いながらだらだらと解説が30、40分続くこと結構ありません…?
こういった時間は非常に無駄です。理解をさらに深めるのに良いかもしれませんが、使える勉強時間は有限なので深めるよりも分からない問題を解けるようになったほうが100%いいです。
逆に、「なんでここ、こういう考えするの?」と教えて欲しいところが一瞬で終わり、自分で考えたり調べているうちに、どんどん授業が進んでいくともありませんか…?
それは復習の時に調べたら良いんだよと言われそうですが、ここでやはり、では授業の意味とは…?と疑問が残ります。
いまや参考書・問題週が充実しており、ちゃんとしたものを買えば、解説が丁寧でとても分かりやすいです。
解答をしっかり読み、考えたら理解できことが99%なので先生が必要と感じたことはありません。
確かにそれでも、すぐ聞ける先生がいることは塾・予備校の大きなメリットかもしれませんが…ネット検索・Yahoo知恵袋・Hello Talkさえ駆使したらもはや分からないことなんてありません。
むしろ分からないことをすぐ質問してしまう癖がついてしまうと良くないこともあります。(詳しくは「分からない問題の質問を先生にするの待った!考える時間が成績を伸ばすコツ」をご覧ください)
とはいえ塾や予備校からしっかり合格者がいることから、完全に無意味とは言いません。
ただ、合格したのはその塾や予備校があったからではなく、その受験生がめっちゃ頑張ったからなのです…!
ですので、結局自分で自主学習する時間こそが最も大事だというのは、塾に通っていようが家で勉強していようが一緒なのです。
これからどうするか迷っているからこそこの記事にたどり着いたと思うので、迷ったなら一度独学、やってみましょう!
応援しています!!