問題集は、丁寧に回答を書くのと雑に書くのとどっちが勉強効率が良い?

どうも、独学京大生の木谷です。

みなさん、問題集を解く時、丁寧回答書いていますか?それとも走り書きでにしていますか?

回答の綺麗さってかなり個人差が出ると思います。

結論を先に言ってしまうと、「雑に書いたほうが勉強効率はいい」です。

丁寧と雑の比較! 基本は雑に書くのが良い

ではそれぞれの回答の書き方を比較してみます。

丁寧に書く 雑に書く 
○思考がまとまる ×思考がまとまりずらい
○本番の模擬になる ×本番の練習にならない
○答え合わせがしやすい ×答え合わせがしずらい
×時間がかかる ○時間短縮

「え?丁寧に書くほうがメリット多いやん」と思われた方、いましばしお待ち下さい。

一個ずつ見ていきましょう。

丁寧に書くほうが、思考がまとまりやすい

考えをしっかり紙に書くことで思考がまとまるのは自明でしょう。

特に数学などの理系の問題は、思考プロセスを書いていくことで順序立てて物事を考える能力が鍛えられます。

当然自分が今何を書いているかをしっかり把握できるわけですから、ボンミスを減らすこともできます。

また綺麗に書く中で、こういう考えもあるなという気づきもあります

綺麗に書く最大のメリットはズバリ、「丁寧な思考により様々な知見が得られる」というところでしょう。

丁寧に書くほうが、本番の模擬になる

本番で走り書きをする人はいないはずです。

試験では試験管に伝わるように丁寧に書きますよね。

こういった丁寧に書く練習は試験前に必ず必要です。(特に数学や科学)

これを怠れば、いきなり書き出そうにもなにから書こうか、どう書いていこうかと無駄な思考に時間をつかってしまうでしょう。

丁寧に書くほうが、答え合わせがしやすい

これも当然だと思います。

長い回答を要する問題だと、答え合わせの時に、「あれ、自分と解答の考え方って一緒?違う気もするけど…」と細かい部分が曖昧になります。

また、走り書きをしているとボンミスをしやすいため、そのボンミスが「走り書きのせいなのか」それとも「日頃よくボンミスする部分なのか」が分からなくなります。

日頃よくするボンミスならば対処が必要ですが、走り書きのせいならスルーしてもOKなので、そのどちらかが分からないとなると対処法に悩みます

しかし!それでも、雑に書くほうが圧倒的時間短縮!

そんな細かいことを差し置いても、受験において一番大事なのは時間です。

雑に問題を解くと数分で終わるのに対し、綺麗に書くという信念を曲げないがために10、20分と費やしてしまう方が多くいらっしゃいます。

しかしこの時点で、雑に書くよりも勉強効率が大幅にダウンしてしまっているのです。

多少荒削りでも、人より多く時間を費やし、できるだけ多くの知識をつめこむのが受験です。

雑に書くことのデメリットは上で上げた通りたくさんあります。

しかし!

それでも、時間効率を上げるには雑にぱぱっと書くほうが良いのです!

どれくらい雑に解く? 勉強を最大効率化させるコツ

3カテゴリーに分けてご説明します。

英語や暗記系の科目の問題 もはや書かなくてもいい
(理系の)すぐに解法が分かる問題 もはや書かなくてもいい
(理系の)自分にとって難しい問題 思考時間と解答の暗記に全時間を費やす

これが勉強効率を最大化させる「雑さ」です。

英語や暗記系の科目の問題

暗記系の科目は基本書いている時間が無駄です。

(ただ、英語の長文や翻訳等は答え合わせがしずらいので書いたほうがいいです)

不安だと思う綴りや漢字だけ書いて、あとは書かなくても良いくらいです。

解答を右手にどんどん問題をこなし、「思い出す→暗記する」をループさせるのが一番です。

(理系の)すぐに解法が分かる問題

「あ、これこうやって解くんだな」ってすぐに考え方が分かる問題ってありますよね。

こういう問題こそ、完璧に仕上げてみたくて、超丁寧に書いてしまう気持ちは…とても良くわかります。

しかし、時間効率を考えた時にそういった問題、もはや回答を書かずに答えを見て確認するくらいで良いのです。

もちろん、丁寧に書くことで新しい発見がある「可能性」はあります。

しかしそんな可能性にかけるくらいなら、その時間を分からない問題に費やしたほうがよっぽど良いのです。

と、頭で分かっていても、なんかモヤモヤする気持は分かります。

それでも…!

できるだけそういった「分かる問題」にできるだけ時間をかけないことが大事なんです。

ちなみに、解答の中で新しい考え方や発見があった場合は解答にマークを付けましょう。

次回問題を解く時に、その考え方も一緒に思い出すことができれば十分その問題を自分のモノにできているということです。

(理系の)自分にとって難しい問題

この難しい問題こそ今の自分が最も習得すべき問題です。

だからこそ、ある程度の時間は考えて、あとは解法を暗記することに全パワーを注いで下さい。

具体的には以下の3ステップです。

  1. 10分くらい考える
  2. 解答を見て理解&暗記する
  3. 頭の中(or走り書き)で再度問題を解いてみる

一番大事なのは「3. 頭の中(or走り書き)で再度問題を解いてみる」です。

これによって定着率が大幅にUPします。

解法が自分にとって新しい発見であれば、この「3. 頭の中(or走り書き)で再度問題を解いてみる」を1時間後に再度行うのも非常に良いです。

人は思い出そうとする時に記憶に定着していくからです。

ちなみに、先生に聞くのと自分で考えるのとの効率比較は「分からない問題の質問を先生にするの待った!考える時間が成績を伸ばすコツ」をご覧ください。

最後に 〜 基本は雑に書く、たまに丁寧に書く

とはいえ、試験に向けて丁寧に書く練習もしておいたほうがいいのは間違いありません。

95%くらいは雑に書いて、たまに綺麗に書きたくなったときに丁寧な回答を作ってみるくらいがちょうどよいです。

普段丁寧に回答を書いている方にとって、「いやいや…」と言いたくなる気持は重々承知なのですが…

せめて一度「雑書き」試してみてください!

勉強効率が圧倒的です!